友達が「ケロイド体質」だとかで、 脱毛できない、って悩んでたんですけど、 「ケロイド」だと脱毛できないんですか？
ケロイドって、傷が治りにくい病気の一種ね。 脱毛って皮膚にダメージがあるから、 脱毛サロンも慎重になるのよね。
じゃあ、諦めるしかないんですか？
そうとも言えないわ。 そのあたり、説明しちゃいましょう♫
ケロイド体質とは？
脱毛の申し込みやカウンセリングの際、
「“ケロイド体質”かどうか？」
を聞かれることが少なくありません。
この「ケロイド」って何か、ご存知ですか？
「ケロイド体質」とは、
ケガや手術でできた皮膚の傷が治癒した後、
その傷跡が固くなって盛り上がってしまう体質のこと
を言います。
普通の人は、
傷が治癒した後は赤みがとれて、
周りの皮膚と同化して柔らかく、平坦になって、
目立たなくなっていきます。
ですが、
ケロイド体質の場合は、
数ヶ月かけて、皮膚が固くなり、盛り上がってくるため、
周りの皮膚とはなじまず、そこだけ目立ってしまいます。
これだけ聞くと、
「傷が出来ると、見た目が悪くなる病気？」
と思うかもしてませんが、
それだけではありません。
ケロイド部分が関節などにある場合は、
皮膚の状態によっては、
動作に支障が出ることもあるのです。
また、ケロイド部分は、
その傷ができた部位だけは盛り上がりを見せないこともあります。
どういうことかというと、
傷の周囲の皮膚が、時間とともに皮膚が赤くなったり拡大するパターンもあるということです。
（しかも、これらは自然に治ることはないと言われています。）
ケロイド体質の人でも脱毛は可能？
そのようなケロイド体質の人の場合、
脱毛サロンでは、脱毛施術を断られますケースが多いです。
その理由は、
ケロイド体質の人が「光脱毛」や「医療レーザー脱毛」などを受けると、
その刺激で、皮膚が赤みを帯びたり、毛穴が盛り上がったりする可能性があるためです。
万が一このようなトラブルが起きたときに、
脱毛サロンでは対処できないため、
ケロイド体質の人の施術は断るところがあります。
（＊ただ、サロンによっては、
契約前に部分的に弱く照射をしてみて、
数日後に肌に何も問題が起きなければ、
改めて契約をするというところもあります。）
「じゃあ、脱毛サロンで脱毛を断られたら、
もう脱毛することはできないの？（；_；）」
というと、
まだ脱毛できる可能性はあります。
もしも「エステサロン」で脱毛施術を断られてしまったとしても、
「医療機関」であれば脱毛施術を受けることができる可能性が高くなります。
特に、「皮膚科」では、
（あるいは「形成外科」では）
万一ケロイドの症状が出た時にも対処することができます。
最初のカウンセリングで、どの程度のケロイド体質なのかを確認し、
問題ないと判断されれば、施術が可能だとしてくれる医療機関もあります。
ケロイド部分を避けてレーザーを照射することができる場合もあります。
ですので、「ケロイド体質の方」は、
「脱毛したいから」という理由で、
サロンなどにウソを付くことを考えるよりも、
まずは医療機関で相談してみることをおすすめします。
私達は、一緒にキレイなお腹になっちゃいましょうね！(*´∀｀)ノ
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